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【専修大学グリーンマシーン】
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レポート2006年3月
専修大学アメリカンフットボール部グリーンマシーン(以後GM)が加圧トレーニングを導入し、<カーツ>を渡したのが2月。それから約1ヶ月が経過。加圧を取り入れている部員たちを尋ねて同大学の生田北グランドを訪ねました。
練習風景練習風景
練習風景練習風景

桜も一部開花し始めた3月下旬の週末、GMの部員は暖かい陽光を浴びて緑色鮮やかな生田北グランドで気合充分に練習を行っていました。加圧トレーニングを取り入れているのはラインメン9名とランニングバック1名の計10名。トレーナーに話を聞くと、導入以来ほぼ毎日、練習の最後の仕上げとして約10分のトレーニングを行っているとのこと。
アメリカンフットボールはご存知のように非常に激しいスポーツであるため、怪我の危険性が高い。当然体重が重い方が有利ですが、体脂肪を減らすと同時に重い筋力(筋肉による鎧)が必要になります。GMの部員は練習終了後さらに厳しいウェイトトレーニングを週3回行い、ラインのメンバーはさらに加圧を取り入れた補強運動を行っています。それは加圧トレーニングが筋繊維を傷つけることなく筋肥大の効果を期待できることから、休息日を設けずにトレーニングを続けているのだそうです。

ラインメンの加圧トレーニング
トレーナーから「最後にラインのメンバーは個人練習で加圧トレーニングを行い仕上げです。」と聞かされていましたが、1時から始まった全体練習が終わり、パート練習、ウェイトトレーニングを行い、夕方の6時をまわると加圧前に選手達は1日のトレーニングですでにかなり消耗している様子。
「やはり最後に加圧を行うことで、トレーニングとともにボディケアにもなりますから」とトレーナー。
他のメンバーがウェイトトレーニングを終え、ストレッチなどのケアを行っているのを横目に、ラインのメンバー達は声もなく黙々と加圧トレーニングを行っていました。

加圧トレーニング加圧トレーニング

ちなみにこの日の「個人練習」加圧トレーニングメニューは以下の通り。
(1) ランジウォーク
(2) バックランジウォーク
(3) プッシュアップx50
(4) スクワットx30
(5) グーパー運動x30
(6) 空気イスx45秒
(7) アームカールx10(2SET)
(8) 腿上げx30

練習後、クールダウン中のM選手に話を聞くと「もう加圧トレーニング中は気分もいらいらしてくるんですよ」とハードなトレーニングの感想を正直に漏らしていました。しかしトレーナーは「M選手は最近体つきが変わって来ましたよ。あきらかに1サイズ大きくなっていますよ」と加圧トレーニング開始後わずか1ヶ月の効果を語ってくれました。また、重量級のラインマンU選手は「体重が落ちているんですよ」とのことで、実際4Kgも減ったそうです。体重が落ちることはラインの選手にとっては喜ばしいことではないのですが、「まずは脂肪が減るので体重は落ちる。しかし筋肥大するにつれ、筋肉は重いので体重は逆に増えてきます。その時は基礎代謝も向上しているので、食べたものも脂肪ではなくエネルギーに変わりますよ」との説明をうけてうなずいていました。

ヘッドトレーナーの原田氏は「NFL選手のラインマンは皆、体重100kg以上ですが、体脂肪率は10%代です。脂肪を付けて身体を重くするのは簡単なことですがそれでは意味がありません。GMでは体脂肪の管理を定期的に行っています。」とアスリートとしての体調管理の重要性ついて語ってくれました。

ランニングバックの加圧トレーニング
GMの躍進のカギを握っているといっても過言ではないエースランニングバックのT選手。実はT選手は昨年の秋のリーグ初戦において左膝前十字靭帯断裂という重症を負ってしまいました。手術は12月に成功。その後リハビリを行い運動(ランニング)ができるまでに回復はしましたが、2月初旬でなんと左足の付け根は4センチも右足より細くなっていました。早期復帰を目指すT選手は2月の加圧導入後1日も欠かさず、ウェイトのみならず坂道ダッシュやサイドステップなども取り入れた激しいトレーニングを自らに課してきました。
立花選手ストレッチ立花選手坂道ダッシュ

この日、1ヶ月ぶりに会ったT選手の左足ベルトの再測定をしたところ、なんと1ヶ月で2センチも太くなっていました。「最近左足の加圧ベルトが2月の時よりきつく感じていたんですよ!」とT選手は順調に筋肉が太くなっていることに、嬉しそうに笑顔を見せてくれました。目指すは6月の近畿大学との交流線での復帰。手術から6ヶ月で復帰がかなえば奇跡とも言えるでしょう。この日のT選手は全体練習では仲間の練習のバックアップを行った後、黙々と名物の生田北グランドの坂道で、加圧をしながらの坂道ダッシュを繰り返していました。見守るスタッフも驚くストイックでハードなトレーニングを自らに課しているT選手。グランドを駆け抜ける日は遠くない!
専修大学グリーンマシーンのレポートはVol.03に続きます。今後もこのコーナーを是非ご覧ください。

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がんばれ専修大学グリーンマシーン
春季オープン戦・日程
4月30日(日) 13:30 日本大学フェニックス アミノバイタルF
5月14日(日) 11:00 東海大学トライトンズ 川崎球場
5月28日(日) 13:30 東京大学ウォーリャーズ 川崎球場
6月11日(日) 13:30 関東学院大学ハリケーンズ 川崎球場
6月24日(日) 時間未定 近畿大学デビルズ 関西遠征

専修大学グリーンマシーンオフィシャルサイト
http://www.greenmachine.jp/indexf.html

原田 一志(はらだ ひとし)

原田 一志 ・スポーツ医科学研究法人 <フィジカルコンディション> 代表ヘッドトレーナー
・フィジカルコンディショニングトレーナー&スポーツ医科学者

とてもハードな長時間練習の最後の最後に、さらに加圧トレーニングでのドリルをおこなうのは、とてもたいへんなことでしょう(イライラもするでしょう)が、それが「身となり力と成る」のです。今後も、同部のヘッドトレーナーとして練習最後の10〜20分間、最後の力を振り絞って加圧トレーニングを継続させていきたいと思います。
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