カーツでのトレーニングは基本的に室内の安全な場所での使用をお願いしています。ランニングや自転車のトレーニングについては、スポーツジムにあるランニングマシーンやエアロバイクのご利用をお勧めします。もしも屋外でジョギングや自転車に乗った加圧トレーニングを行なう場合は、事故の起こらないようにくれぐれも安全な場所を選んで下さい。
なお、弊社で屋外でも安全な範囲でできるトレーニングとしては、「カーツウォーキング」をおすすめしています。ウォーキングに関しても個人の体力などを考慮して安全な範囲で行ってください。
■「加圧ウォーキング」
STEP1
まずは脚だけ加圧して（目盛り位置は適正圧の5目盛りくらい緩める）、いつもウォーキングを行なう人は通常歩く時間の1/3から半分くらいの時間で行います。
STEP2
週に2〜3回ペースでSTEP1を1ヶ月くらい行ない、体が負荷に慣れてきたら、圧設定を少しずつ（1〜2目盛りづつ）上げます。運動時間はSTEP1と同じです。＊圧設定は上限の適正圧以上には上げないで下さい。
STEP3
さらに慣れたら、次の段階として歩く時間を少しずつ長くするか、歩くスピード（ピッチ）を早くします。無理をしないで段々と運動負荷を上げていくのがポイントです。
＊ 注意＊
・上記でご紹介している運動時間、圧設定は目安です。ご自身の体力・運動能力を考慮した上で、無理のない安全な範囲で行ってください。
・歩く時間が20分を超える場合は、20分ごとに除圧して下さい。1〜2分程度の時間をおいた後、再度加圧して続けてください。

カーツを着て水泳することは安全面上、禁止しています。
加圧をして運動を行うと、低負荷の運動でも乳酸が著しく発生し、筋肉を動かすのがとても辛くなります。陸上であれば、すぐに運動をやめることが出来ますが、水中の場合は必ずしもそうはいかず、溺れる危険性があるからです。カーツを着用しての水泳は絶対におやめください。

飲酒後の加圧トレーニングはおすすめできません。加圧トレーニング前に飲酒すると、アルコールの作用で血管が拡張し、血圧が下がるうえに、加圧の負荷が加わるので、心臓のポンプ運動が猛烈に増えてしまう場合があります。一般常識として飲酒後に激しい運動はしないように、飲酒後の加圧トレーニングは控えてください。

献血を行なった後は、大事を取って一日程加圧トレーニングをお休みしてください。ただし、注射によって内出血を起こしている場合は、内出血が治るまで待ったほうがよいでしょう。

ウェアにセットされるベルトは個人の腕・脚の太さに合わせて適正な圧を設定しているため、他人への貸与・譲渡は禁止です。カーツご購入の際にも注意事項に同意いただいておりますが、ご本人様以外がカーツを着て問題が生じた場合、当社では一切の責任を負いかねます。
なお、お知り合いにカーツをお薦めいただく場合は、店頭で体験されることをおすすめします。

個人差はありますが、4〜6ヶ月くらいを目安に再設定を受けてください。ベルトを締める位置は、筋肉の太さの変化が比較的少ない部位なため、短期間でサイズが大幅に変わることはありません。ただし、何か問題を感じた場合は、すぐにお買い上げ頂いた販売店でベルト圧の再設定を受けてください。なお、会員カードまたは会員登録書控えをご掲示いただければ購入された店舗以外のすべてのカーツ販売店でベルトの再設定を受けることができます。その際は「カーツ」（ウェア・ベルト）をお持ち下さい。