データの変化でわかるように、重量級のライン選手が体重をそのままに体脂肪を落とし、除脂肪体重を増加させていることがわかります。普通は体重計のメモリのみの体重増減で一喜一憂するところですが、明らかに選手達がアスリート体質(当たりに強く、かつ俊敏に、怪我をしない体)へと変化していることがわかります。 実際に選手達の加圧トレーニングに取り組んだ感想としては
甲子園BOWLに向けての関東学生アメリカンフットボールリーグ戦は11月23日に終了しました。専修大学グリーンマシーンは強豪ひしめくBブロックで、残念ながら優勝した法政大学、強豪の早稲田大学、日本大学、躍進した中央大学に続いての5位という結果でした。しかし2位の早稲田大学戦での見事なアップセットなど、伝統校としての存在感を充分に示したと言えるでしょう。 さて、チーム成績では確かに振るいませんでしたが、個人成績では結果を残しています。このレポートでも過去に取り上げた、左膝前十字靭帯断裂からの復活を成し遂げたRBのT選手は第6節の早稲田大学戦での活躍で同節全試合の中での“プレーヤー・オブ・ザ・ウィーク”を獲得。キックオフリターン部門で堂々のリーグ2位(2TD)。またディフェンスラインのY選手はQBサック部門で堂々の1位を獲得。重いだけでない専修大学のライン選手の俊敏性を発揮した結果と言えます。
最後にリーグ最終結果を簡単に報告しておきます。専修大学が所属した1部Bブロックを制したのは全勝の法政大学トマホークスで、やはりAブロックを全勝で勝ち上がった慶応大学ユニコーンズをクラッシュボウルで49−13と難なく下し、甲子園で大学日本一をかけて関西学院大学ファイターズと対戦することが決まりました。専修大学はリーグ戦で法政大学に対して11−34と善戦しております。本年度Bブロックのレベルの高さをうかがうことができます
今回のレポートで昨年2月から続けてきた専修大学グリーンマシーンカーツレポートは最終回となります。しかし今回から加圧トレーニングを本格的に開始した選手の多くは、まだ来年以降もプレイします。加圧トレーニング2年目のさらなる進化を期待しましょう。
がんばれ専修大学グリーンマシーン!