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<カーツ>サポートホーム > 応用トレーニング(一覧) > おすすめトレーニング講座 > PCT原田のロジカルエクササイズ 第13回 「歩くと姿勢3」

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PCT原田のロジカルエクササイズ
第1回 「痩せる」 第2回 「痩せる2」
第3回 「ケガ」 第4回 「ケガ2」
第5回 「心・技・体」 第6回 「身体のメカニズム 膝」
第7回 「身体のメカニズム 膝2」 第8回 「身体のメカニズム 腰」
第9回 「身体のメカニズム 腰2」 第10回 「ラン軸」
第11回 「歩くと姿勢」 第12回 「歩くと姿勢2」
第13回 「歩くと姿勢3」 第14回 「綺麗に歩く。綺麗に走る。」
第15回 「基礎的な筋力トレーニング理論」 第16回 「ダイエット正攻法」
第17回 「シェイプアップ要約」 第18回 「シェイプアップサプリメント」
第19回 「しなやかな筋肉」 第20回 「有酸素運動の真実」

第13回 「歩くと姿勢3」

歩くと姿勢 第三弾!

姿勢よくキレイに歩くためには、
胸部を張る。胸部の伸展と。肩甲骨の内転。脚を真っ直ぐに前に出す。股関節の柔軟性やその動き。
が大切であると述べてきました。

第12回PCTロジカルで、自らの脚、お皿、大腿、つま先などの、動きをどのようになっているかを確認し認識し、まっすぐに前に出すようにする。とういことをお伝えしましたが、それをまた別の方法で確認してみます。

階段の上り下りのときにみる方法です。まず上りの時に自分の膝(お皿)がどちらの方向に向いているかをみます。しっかりと見ることも必要なく分かる人もいると思いますが、分かりにくければ、ゆっくりと上ってみて見る、または早足で上ってみるとその癖が顕著に出たりするので分かることもあります。
外方向に膝が向いている場合は特に分かりやすいでしょう。よくいうガニ股状態です。また、内に向いている人は上りでは分かり難いかもしれません。上りでお皿に内に向けて脚を上げることは筋肉的に大変なことなので、上りでは現われ難くなることもあるので、内向きの人は下りの方が分かりやしかもしれません。下りは脚を重力に対して下ろすだけなので、内に向く人の癖が出やすいのです。分かり難ければこれもゆっくりや早くなどで確認してみます。
もちろんもっとも正しい方向はまっすぐ前に向いていることです。まっすぐ前に向いていない人はこれをこのままにしておいてはいけません。これは平坦な道での歩きにも同じになっています。

そしてもっと下。
もっと下です。それは、脚の一部であり、地球人が重力にもとづいて、地面に対して身体を置き動かし歩くなどのための基点とする部位です。足です。

足は、足首から下の部位です。そこにはなんと26個の骨があります。骨があるということはそれらの骨と骨との間には関節があります。関節があるということは動く、ということです。
問題にするのはその動きです。小さな部位なので自分のその動きがどうなっているかを認識している人は少ないと思いますが、身体全体の前屈(上半身を前に曲げる)が硬い柔らかいや、肩関節が股関節が硬い柔らかいなど、またそれらが前屈は硬いが後屈(後ろに反る)が柔らかいなど、それら関節は各方向に様々に動きがみられます。

それと同じように、足も26個の骨同士の関節が人により様々動きが異なります。足は基点です。その足の関節の動きが変であるとその上にのっている脚や骨盤や上半身は、重力によりそれにバランスをとるように動きが変になります。
遊びで、モノをどんどん積み上げていき、どれだけ積み上げて高くなったかという遊びがあります。その際に積み上げていくとどんなに正確に積み上げていこうとしても少しづつどちらかの方向に傾きははじめてきます(実際の見た目がかたよっていなくても)。正しく積み上げたつもりでもが気づかないだけで曲がってしまっているということです。そこでそれよりも上に積むときには、そのすぐ下のモノに対してまっすぐに上に積み置くのではなく、重力に対してバランスをとるように、その傾きに対してそれが訂正されるように逆の方向に重さがかかるように積み置きます。その後はその連続です。
と同じように人間もどこかの関節の動きがおかしいとそれにバランスをとるために(勝手に)その上の関節の動きをおかしくしてバランスをとっているのです。そのもっとも影響するものがもっとも下にある足なのです。説明が長くなりましたが、足の動きは姿勢や歩きにとても重要です。(スポーツパフォーマンスにもとても影響します)。

小さな箇所ですのでその細かな動きは通常は分かり難いのですが、もっとも分かりやすいのは俗に言う偏平足です。足の内側のアーチが落ちてしまうことです。
分かりやすいと述べましたが見た目では中々判断し難いものです。立った上体の足を内から見てアーチが落ちてなくなっている、としても実はそれはそこにある筋肉が発達していてその筋肉がアーチ下についていてその結果アーチが落ちているように見えるといったこともあります。ですのでアーチが落ちている落ちていないと判断することよりも、誰もがアーチが落ちないようになるための用意準備を常にしていればよいのです。

そこでまずはシューズ・靴です。シューズはファッションの一部でもあるので見た目で購入し履く、といったことになるのでしょうが、やはり最低でも一度は履いてみて少しは店中を歩いてみて、顕著にあたるところはないか、ゆるくはないか、などの自分の足の形にあっているかを最低限は確認してみる必要はあるでしょう。それが全て自分の全身に作用してしまうものですので。そして紐があるシューズは、使用する都度にしっかりと紐を引っ張り結ぶ行動をとることです。

で、見た目で購入することは致し方ないとしてそれを補うためにとても必要なことは、そのシューズに、良いインソールを入れることです。日本は世界の先進国の中でもっともインソールが売れていない国です。(スキー用のインソールを除く)。足にもっとも関心をもっていない国民なのです。足は身体にとってとても重要な箇所なのですが。的確なインソールをいれれば、ある程度動きがおかしな足もその動きが正常に動くようになるのです。
そこでそのポイントをひとつあげると、カカトの骨をいかに正しく動かすか(というか動かさないか)ができるものです。カカトの骨が変な方向に動くとそれが大きくそれより上の全身に作用してしまうわけです。例えばカカトの下にショックを吸収するようなインソールが入っていたらどうでしょうか。一見よさそうな感じがしますが、よく考えれば分かりますがカカトの骨は通常よりも余計にグラグラしてしまいます。下がグラグラすればその上は・・・。カカトをより動かさないように配慮されたインソールが良いものです。皆さん、カカトを正しく動かすように配慮しましょう。それが正しく歩く動くためのベースとなります。

あらためて・・先にも記しました。地球人は重力にもとづいて地面の上に人が立って歩いています。下半身の動きがおかしいとその上の上半身の動きはそれに伴い少しづつおかしくなってきます。その結果全身がおかしくなってくるのです。短期では分からなくても人は長年生きますので長期的にみると結果影響がどんどん出てきてしまうのです。
関節がおかしくなるのはもちろんですが、上半身がおかしくなれば見た目の姿勢だけではなく、背骨の中にある脊髄神経が悪くなり、身体諸器官もおかしくなる可能性も出てきます。見た目もかっこ悪いですし。

あと、最近よく目にしますが、携帯メールを打ちながら歩いている人がいます。下を見て歩くことは姿勢を悪くします。危険ですし・・。


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